1987年広島県生まれ。2013年テキサスクリスチャン大学美術修士課程修了。 現在広島市のアトリエを拠点に活動している。先史芸術や民族芸術、文化人類学の学説のリサーチをベースに、身の回りの素材を用いて、農耕と芸術の関係などをテーマに作品を制作する。2017年に六甲ミーツアートにて大賞を受賞。参加した主な展覧会に、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol. 10 ここに境界線はない。/?」(2021、高松市美術館、香川)「さいたま国際芸術祭」(2020、旧大宮図書館、埼玉)、「いのち耕す場所ー農業ひらくアートの未来」(2019、青森県立美術館、青森)、「Ascending Art Annual Vol.2 『まつり、まつる』」(2018、スパイラルガーデン、東京)、「瀬戸内国際芸術祭2016」(2016、小豆島三都半島、香川)などがある。2017年より夫の水野俊紀と共に「オルタナティブスペース コア」を運営している。
久保寛子
《現代農耕文化の仮面》
2019年
久保寛子
《マイ ホーム タウン》
2021年
1983年広島県生まれ、広島県在住。2012年広島市立大学大学院博士課程修了。視覚芸術家として美術作品の制作、平面系のデザイン、写真表現の研究、造形教育を行なっている。物事の移り変わりとその表れについて探求し、写真を用いたインスタレーションなどを発表している。近年の展示に「#ICPConcerned: Global Images for Global Crisis」(国際写真センター、ニューヨーク、アメリカ、2020年)、「瀬戸内国際芸術祭 2019」(旧大森邸、香川、2019年)。
鹿田義彦
《タイムスケープ、ダブル・エクスポージャー(オオタガワ、ヒロシマ)、(ヒロシマエキ、ヒロシマ)》
2021年
鹿田義彦
《「基いの町」のリサーチ》
2021年
1981年広島県生まれ。大分大学大学院教育学研究科修了。家族、神、他者や自分自身など、様々な対象に近づく方法を、四苦八苦しながら探る試みを続けている。大学卒業後、共同アトリエ3号倉庫(福岡)のレジデンス・プログラムに参加。その後も旧大賀APスタジオ(福岡)や+100P arts & studio(福岡)など共同でのスタジオ運営に携わる。2016年から1年半、ポーラ美術振興財団芸術家派遣制度及び文化庁新進芸術家派遣制度によって中国・重慶に滞在。主なグループ展に、「アーティスト・イン・アイランド壱岐2019 ことばのかたち」(2019、壱岐島内数カ所)、「3331 ART FAIR」(2019、3331 Arts Chiyoda)、「途中鏡子」(2018、GCA美術館、重慶)、「Local Prospects4 -この隔たりを-」(2017、福岡)、「第13回リヨンビエンナーレ ランデブー15」(2015、リヨン)など。
寺江圭一朗
《あなたの反応が私をつくる。私の行動があなたをつくる。》
2017-2019年
寺江圭一朗
《基町河川敷陶芸クラブ》
2021年
1975年長崎県生まれ。広島市立大学大学院修了(2003)。ACC日米芸術交流プログラム/ニューヨーク(2008)、文化庁新進芸術家海外研修制度/ベルリン(2009)、ポーラ美術振興財団在外研修員/ベルリン(2010)にて研修。布に残る気配に着目して、古着を糸へとほどき新たな形へと生まれかえるという手法を用いて作品を制作。近年は個人の記憶と社会や歴史の関係について模索。主な展覧会に、「服の記憶」(2014、アーツ前橋、群馬)、「交わるいと」(2017、広島市現代美術館、広島)、「記憶と歴史」(2018、POLA美術館、神奈川)など。
平野薫
《untitled-koinobori red-》
2017年
平野薫
《river》
2021年
1975年広島県生まれ、広島県在住。広島市立大学大学院芸術学研究科修了(2001)、ポーラ美術振興財団在外研修員/ドイツ(2008)、ベルリン・ヴァイセンゼー美術大学大学院彫刻科修了/ドイツ(2010)。2017年より広島を拠点に活動。近年は、戦後に形成された平和都市「広島」のアイデンティティーに注目し、平和記念公園のデザインの起源や核技術の矛盾に関する作品を制作。主な個展に「透明な記念館 」(2022、The POOL、広島)、「家族への電話」(2016、ITO、ドイツ)など。主なグループ展に「1日は日の出と共に始まる」(2022、ポモナ大学ベントン美術館、アメリカ)、「都美セレクション《星座を想像するように-過去、現在、未来》」(2019、東京都美術館、東京)など。
古堅太郎
《完璧な抱擁》
2019年
古堅太郎
《調和した尺度としての身体スケール》
2021年
2022年10月22日(土)に関連イベントとして行われた宮城県仙台市出身の美術家・批評家の小田原のどかさんによるトークイベントの様子です。